ふなばし森のシティ
未来を先見する次世代の街を目指して。

17haの工場跡地再開発である本計画は、船橋市により地区計画が策定され、緑にあふれ、多世代の暮らしを豊かにする街を目指して進められました。約1,500戸の住宅に加え、商業施設、医療施設、保育施設を備え、道路と5つの公園・緑地を配置し、新たにこの街に住まう住民だけでなく周辺地域にも貢献するような計画としています。

  • 森のシティ概要(本ホームページ 掲載内容)
  • 森のシティ概要(本ホームページ 街について)

ふなばし森のシティ(全体街区図)

ふなばし森のシティ(全体街区図)

エリア概念図

プラウド船橋一街区~五街区
(マンション全五街区1,497戸)

プラウド船橋クラブハウス

プラウドシーズン船橋 森のシティ
(戸建42戸)

イオンモール船橋

イオンタウン新船橋

京葉銀行新船橋支店

船橋総合病院

森のシティ薬局

さくら公園

プロジェクト概要、プロジェクト史

船橋市がすすめる街づくり

船橋市は、森のシティが位置する地域の街づくりを以下で定めています。

  • 船橋市都市計画マスタープラン
  • 「山手地区のまちづくり」パンフレット

森のシティが位置する「法典地域」の街のテーマは、「農地のみどりが息づく豊かな自然環境の中で、住・農・工が調和し共存するまち」とされています。また、森のシティが位置する新船橋駅東側地域は、複合市街地ゾーンとして定められ、新たな暮らしを創造する核として、様々な世代のライフスタイルが展開される多様な住宅の供給、暮らしを支える生活支援機能、コミュニティを育てる都市基盤整備機能などの導入を図る街づくりの指針が定められています。

船橋市都市計画マスタープラン

街区計画概念図
出典:「山手地区のまちづくり」パンフレット(船橋市)

「山手地区のまちづくり」パンフレット

まちづくり方針出典:「山手地区のまちづくり」パンフレット(船橋市)

地区計画

未来の住環境を守るために、2011年市が「山手地区新船橋駅東地区地区計画」を制定しました。将来にわたり開放的で美しい街の形成が可能となりました。

本計画地を5つに地区に区分し、多様な施設の誘導を可能にし、整備された街並みを形成します。

中高層住宅地区と複合地区A・B地区の敷地面積の最低限度は1,000m2以上に規定されています。

中高層・低層住宅地区、複合地区A・B地区では、建蔽率を50%に制限し、街にオープンスペースを確保しています。

壁面の位置を2.0m~6.5m(一部除く)後退させることで、高さ制限を31mまで緩和しても、開放的な街並みを実現しています。

計画地内すべてで、落ち着きのある色調とすることで統一感のある街の景観がつくられます。

「新船橋」駅前から続くステーションアヴェニューに設けたエスコートルーフ(庇)が雨や強い日差しを遮ります。

「スマートシェア・タウン構想」

スマートシェア・タウン構想

先進性と古き良き日本の心を大切にし、さまざまなシェアを育む街を。

「スマート」とは、現代の最先端の技術を活かした先進性を表す言葉であり、「シェア」とは、住民同士の絆・つながりを生む、暮らしの中のさまざまな場面の「機会」を表す言葉です。先進の技術や知識、IT ネットワークを活かして、人と人をつなげる街づくり、それが「スマートシェア・タウン構想」です。

スマートシェア・タウン構想=「Smart City (先進性):先進の環境技術を活用、都市のシステムと基盤づくり」+「Share Spirit (古き良き日本の心):居住者の「絆」を創出する仕組み」

5つのシェア

「スマートシェア・タウン構想」を支え、新たな街を形づくる5つのシェア。

「スマートシェア・タウン構想」を支え、新たな街を形づくる5 つのシェア。豊かな緑を共有し、環境との共生を目指す配慮など、5つの「シェア」という価値を基軸にさまざまなシェアを行うことで、日々の利便性や安心、学びなど暮らしの快適性を高めます。

5つのシェア[ライフサポート/グリーン/エコライフ/セーフティ/ラーニング]……低炭素型都市の創造にむけた取組=「ライフサポート:施設や設備の共有」「グリーン:豊かな自然環境の共有」「エコライフ:地球と地域にやさしい街づくり」「セーフティ:防災から防犯まで安心の共有」「ラーニング:次世代を育む学びの共有」

ふなばし森のシティ-多彩な街の表情

街の第一印象を駅とともにつくりだす「新船橋」駅前計画
人を迎える場所として街を象徴する駅前広場

一街区~五街区

二街区

ステーションアヴェニュー

「船橋」駅からの動線上で街の顔となる「さくら公園」
街に緑とゆとりを描くグリーンベルトと5つの公園・緑地

さくら公園および一街区

けやき公園および一・二街区

クロスアヴェニュー

街の外観デザインについて

街全体だけではなく、個々の建物の配置やデザインについても配慮したデザインとしています。

開放的でゆとりのある景観をつくり出す配棟計画

配棟角度について配棟角度を合わせることにより、風景にリズムが生まれる。

隣棟間隔の適正値隣棟間隔と高さの比D/Hを1より大きくすることで開放感を生み出す。

歩道幅の考え方歩道の幅員を約3.0mとし、交通量が多い場所を約4.0mとする。(一部除く)

緑地幅の考え方緑地幅の種類により緑の設えに変化をもたせ、景観に表情を与えている。

形状や素材によって、近景と遠景の両方を考慮した外観デザイン

一・二街区外観パース

外観立面概念図

屋根の形状

素材の選定

街を心地よく育むコミュニティのための
コモンスペースのデザイン

多様な価値観が共存する大規模な集合住宅だからこそ、住民一人一人が心地よく街での時間を過ごせることが大切です。住民同士が無理せず、快適に交流し、街を育み、コミュニティを育てるために、コモンスペースのデザインを導入しました。

「森のシティ」のコミュニティコンセプト
豊かな樹木が人と場所と時間を仲立ちする「森のシティ」のコミュニティ

  • 緑が人と人を仲立ちする|「根巻きベンチ:日常の中に人と人の接点をつくる」「気配コリドー:人と人を離し、程良い距離をつくる」
  • 樹木が人と場所を仲立ちする|「ガーデンネットワーク:樹木が連なり街がつながる」「みんなの木:シンボルツリーは様々なイベントと共に人と場所をつなぐ」
  • 森は人と時間を仲立ちする|「グリーンクロス:みんなが集う街の中心はやがて森の中になる」
共にあることと、それぞれにあること、豊かで穏やかな日常と、
にぎやかな非日常が「ふなばし森のシティ」の中にある

産学協同で考えた豊かなコミュニティのためのコモンスペースのデザイン。

野村不動産と日本女子大学大学院との産学協同プロジェクトによって生まれ、2011年度グッドデザイン賞を受賞した「マンションコミュニティのためのデザイン手法100」。その中心的役割を担った日本女子大学大学院・篠原聡子氏。篠原氏の数々のコミュニティデザインの手法が「ふなばし森のシティ」にも取り入れられています。


日本女子大学大学院
住居学専攻 篠原聡子研究室
篠原 聡子
空間研究所代表。日本女子大学大学院住居学専攻・教授。集合住宅を中心として設計活動を行う一方で、コミュニティのあり方として、適度な距離感を保ちつつ目的に応じたつながりを生み出す空間デザインを研究。

掲載の全体街区は、構想段階の図面を基に描いたもので形状、色などにつきましては実際とは異なります。尚、植栽は特定の季節の状況を示すものではありません。また、植栽計画及び、樹種や本数、生育状況につきましては実際とは異なります。
掲載の外観パースは、計画段階の図面を基に描いたもので実際とは異なります。植栽につきましては特定の季節の状況を表現したものではなく、樹種や本数、生育状況につきましては実際とは異なります。

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