今回の日吉まちログインタビューは、横浜市内にある日吉本町鯛ヶ崎公園にて、地域住民が運営している野外の自由な遊び場「鯛ヶ崎公園プレイパーク」。運営副代表の山口園子さん・白川麻里江さん(たまま)、プレイリーダーの長谷川圭佑さん(はせ)・小金澤杏美さん(つむ)に地域との繋がりについてお聞きしました。
日吉は子育てしやすいといわれる理由
都心からも交通のアクセスが良い日吉エリアは、子育てしやすい街といわれていますが、昔からこのエリアを知る鯛ヶ崎公園プレイパークの運営代表・山口園子さんにこの理由についてうかがいました。
「私の時代よりもっと昔。この辺りは保育園がない時代がありました。横浜市に何もなかったその頃、私の先輩たちが地区センターを作り、自分たちが子育てしやすい環境を少しずつ整えてくれたんです。私たちが子育てするならこんな風にしたいよね。その結果が、今の鯛ヶ崎公園プレイパーク。仲間と一緒に共有してきたこの場所を若い世代が感じてくれていることが嬉しいですね。」
地域の人たちが主体となって、子どもを育てる環境を作っていく。こうした意識が鯛ヶ崎公園プレイパークをはじめとした子育て環境に良い街づくりへと繋がっているようです。
町会とのコミュニケーションも大切
地域との関わり合いや日常のコミュニケーションは、このエリアに住む上でとても大切。見えないところで多くの方たちがサポートや支援してくれていることを、山口さんから改めてお聞きしました。
「鯛ヶ崎公園プレイパークが位置する町会は、日吉本町の西町会。この西町会の会長は、子どもたちをバックアップするために町会の中に子ども部会を作って行事を開催しています。他にもいろいろな温かい目があり、町会で開催される行事には私たちが参加することもあります。ここ2年ほどコロナの影響で開催できていませんが、盆踊りのイベントや夜店に出店して、的当てや宝釣り、ジュースなどを販売したこともありますよ。」