今回の日吉まちログインタビューは、横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉本町駅」から徒歩5分ほど。斜面緑地を生かした日吉本町鯛ヶ崎公園の野外遊び場「鯛ヶ崎公園プレイパーク」に注目!運営副代表の山口園子さん・白川麻里江さん(たまま)、プレイリーダーの長谷川圭佑さん(はせ)・小金澤杏美さん(つむ)にお話を聞きました。
子どもの発想力を引き出す!自然の中で得る学び
鯛ヶ崎公園プレイパークは、市民と行政が連携して自由に子どもが遊べる場を子どもの生活圏に創る特定非営利活動法人 横浜にプレイパークを創ろうネットワークが中心となって活動を行なう横浜市内にあるプレイパークのひとつ。木登りや泥あそびなど、現代ではなかなかできなくなった昔ながらの遊びを通じて、子どもたちの自主性や冒険心を育む遊び場であり居場所として成り立っています。子どもを想う親の心が「今」に繋がっているようです。
「鯛ヶ崎公園プレイパークの始まりは27年ほど前。第二次ベビーブームの影響から習い事が増え、子どもが外で遊ばない環境に疑問を持った地域のお父さん・お母さんたちの思いでした。当時は箕輪の森(現 日吉の丘公園)で、(キャンプや運動会を開催)月1回活動していましたが、新設された鯛ヶ崎公園を利用してプレイパーク活動を始めた。その後2006年に鯛ヶ崎公園プレイパーク管理運営委員会設立、同年に特定非営利活動法人 横浜にプレイパークを創ろうネットワーク設立。鯛ヶ崎公園プレイパークも団体会員となった。ゼロからではなく、子どもが遊べる土台が最初からあったのは、他のプレイパークと大きく異なる部分です。」
鯛ヶ崎公園プレイパークの歴史を語ってくれたのは、副代表のたままさん。自然の中でのびのびと育ってほしい…そんな子を思う親の気持ちは、今も昔も変わらないようです。
鯛ヶ崎公園プレイパークってどんなところ?
都心からのアクセスも悪くない。それなのに田舎らしい緑がある鯛ヶ崎公園プレイパーク。子どもたちが遊べる居心地のいい環境作りや遊びの仕掛け、そして安全管理を担当するプレイリーダーのはせさん・つむさんに鯛ヶ崎公園プレイパークの特徴を聞いてみることに。
つむ「初めて来た方から『ここどこ?』と言われるくらい緑が多く、東京から近い遊び場。パパママの子どもの頃にあった環境に似ているという声も多いですね。特に地方から来たご家族から『向こうより田舎かも』と言われるような大人目線でも懐かしさを覚える場所。ここにしかない遊びがあって、街中だけど異空間…それがすごく面白いと思います。」