今回、日吉まちログに登場していただくのは、絶品の自家製グルメバーガーが食べられる「MADE IN HANDS(メイドインハンズ )」オーナーの阿部和彦さん。コロナ禍での地域活動をはじめ、日吉エリアの住み心地や休日の過ごし方について教えていただきました。
コロナをきっかけに商店街が結束!
日吉駅を出てすぐ。放射線状に伸びる5本の商店街は日吉の街を象徴するものですが、実はこれまで商店街同士の交流は、そこまで盛んではありませんでした。ですが新型コロナウイルスによる外出自粛や営業自粛、時短営業といった問題をきっかけに商店街での交流が活発化し、今では若手を中心に日吉の街を盛り上げようとする声が上がっているそうです。
「やる気のある若手たちとLINEグループで繋がっていますが、商店街を盛り上げると同時に地域に還元したいという意識が強い方たちが多いですね。昨年末の話ですが、コロナで大変な状況にある医師や看護婦に差し入れを持っていこうと僕がLINEグループで提案したら、賛同してくれる方がたくさんいて。飲食店なら食事、スポーツジムなら体をケアするグッズなど、各店舗からの差し入れを取りまとめて昭和大学横浜市北部病院に持って行きました。LINEグループでの交流だけでなく、うちのお店に食べに来てくれたとき、スポーツジムでのちょっとした会話から話が広がることもありますよ。」
詳しく話を聞いてみると、今年もまた病院に差し入れを持っていこうという話が浮上しており、武蔵小杉にある関東労災病院に差し入れを持っていったのだとか。日吉の街を盛り上げたいという想いひとつで商店街同士の結束力が高まっていると、笑顔で答えてくれました。
治安が良くて賑やかな日吉エリア
2016年にメイドインハンズをオープンしてから、ずっと日吉の街を見ている阿部さん。日吉エリアの街環境や住み心地について聞いてみることに。
「慶應義塾大学がある日吉の街は、学生街の賑やかさを持ちつつも街全体の治安が良いなという感じがします。商店街を歩いている方もきちんとされているというか…。住み心地もかなり良いと思いますよ。駅前周辺のスーパーは少なめですけど、良心的な価格で提供してくれる『フレッシュマートながえ』は地元の方に人気ですね(笑)車や電動自転車があれば、アピタテラス横浜綱島やトレッサ横浜があるから買い物にも困りません。」